ゴム産業会館は、昭和23年(1948年)4月に「関東ゴム産業会館」として、「日本経済再建の重要な一翼を担う日本ゴム産業の復興発展に資するため、ゴム産業経営者及び従業員相互間の親睦を図る事を目的として設立する」とされ、当時の商工省より許可を受け設立されました。その後、昭和28年(1953年)に経営者の厚生施設としての利用価値がなくなったことで、ゴム産業全般の労働者の施設として持続していく事となり、寄付行為を変更してその目的から、事業の対象を関東に限定しない、現在の「ゴム産業全般に関する調査研究、情報提供、相談等の事業を通じ、ゴム産業及び関連産業の振興、発展に資することを目的とする」となりました。
特に「労働安全衛生」に関しては、ゴム産業の労働災害・疾病の調査研究や、労働災害発生の要因とその対策事例など、実際の労働現場における視点で調査分析や情報提供を行っております。また、労働関係の法律相談などにつきましても、労働者や経営者など労使双方を対象に行っています。さらに、当会館の施設である会議室を組合活動や近隣住民の方々への貸与も行っておりますのでお気軽にご活用ください。